ULD:貨物を航空機に積み込む方式。貨物をバラ積みしないで、航空コンテナに詰めたり、パレット(木製の輸送用荷台)に載せて航空機に積み込み方法。ULDはUnit
Load Deviceの略。
URR525:銀行間補償に関する国際商業会議所規則(ICC rules for bank-to-bank reimbursements)
Usance→ユーザンス
Vanning→バンニング
W/R:戦争危険担保(War Risks)。保険付保条件の一つ。この危険による事故は、通常の海上保険条件では担保されない。この危険を特約して付保すると、戦争・内乱、海賊、機雷等の遺棄兵器などによる損害がてん補される。
WA:分損担保または単独海損担保(With AverageまたはWPA)。保険付保条件の1つ。全損や共同海損を含む通常の海上損害が、1部例外を除き、すべて担保される。ただし海難によらない破損、雨滞れなどは特約により担保される。
War Risks→W/R
Warranty:品質保証のこと。商品の品質、品質保証の範囲などを、売り手が買い手に対して約束(保証)することであり、その内容は保証条項として契約書に表示される。
WEIGHTの通関申告:通関申告時のWeightについて、本来「Gross Weight」とともに「Net Weight」の情報が必要であり、INV.又はPacking List又はB/Lに、GrossとともにNetの両方が入っていれば良いが、入っていない場合、GrossからNetを推定して申告する簡便法が実務上採られている。つまり、木箱(ケース)の場合、Grossの8掛け、段ボール箱(カートン)の場合、Grossの9掛けでNet Weightを申告している。 |
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Without Recourse:償還請求権なし(振出人に償還義務なし))手形の支払・引受が拒絶された場合、その手形の所持人や裏書人の請求に応じて、手形の振出人は、最終的に手形金額を支払う義務がある(手形法第43条)。
この義務から免れるため、手形の振出人が振り出しする際、手形面に「Without Recourse(償還請求権なし)」と表示することがある。つまり、引受・支払無担保のことであるが、わが国では、支払無担保は無効としている(手形法第9粂2項)。一方、英米法では支払・引受無担保は認められているが、Without
Recourse手形は,国際金融市場での再割引が不可能となっているので、注意が必要。
なお、手形償還請求権を行使する場合、通常、公証人が作成する支払・引受拒絶証書が必要とされるが、手形面に「Protest Waived(拒絶証書作成不要)」という文言が記載されていれば、拒絶証書作成をする必要なく直ちに償還請求することができる。
WPA→分損担保、With Particular Average
WTO加盟国→http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/wto/data/kamei.html
YAS:エン(円)・アジャストメント・サーチャージ。日本円の急激な通貨変動にともなう受取り運賃の実質損害を荷主に転嫁するために、船会社が課徴する割増運賃。アジア航路の運賃同盟などが導入している。